2006年 11月 09日
春児。私は死ぬけれど、どうかこの国の行く末をお前の目で見定めておくれ。 |
浅田次郎が最近また公の場へ
本人曰く苦手といいながらも
カメラを向けられるとピースでもしそうな
嬉しそうな表情で写っているように見えるのは私だけでしょうか
浅田次郎が動き出しました
みなさんもご存知の
映画「メトロに乗って」が今まさに話題になっておりますが
その勢いに乗って
講談社から「中原の虹」を発刊
そしてその中原の虹とは
清朝末期の話で
そう、以前出した「蒼穹の昴」の続編的ストーリーになっているのだ
こりゃまた蒼穹の昴も一緒に売れるな
清朝末期といえば、あれですよ、
西太后!
蒼穹の昴では、この人が結構絡んでくるのですよ
西太后といえば、皆さんあまりいい印象は持たないと思いますが
浅田次郎の場合違うのですよね
いい人なんですよ~これが!
以前何かのインタビューで彼はこう言ってました
歴史に残っている者で悪い人はいない と
歴史に残るという事は、それなりに人を引きつける魅力を持っているのだ と
そういえば、「輪違屋糸里」という本では新撰組の芹沢鴨の話を書いているはずですが
(実はまだ読んでいない・・汗)あの人だって確かあまりいい人ではなかったはずですから
最終的には土方歳三に切られちゃったんですよね
だけど彼はあえて芹沢鴨をヒーローとして上・下の2巻にも渡って書いてるということは
きっといい人だったに違いない・・・
それにただ適当に想像で作り上げた訳ではないと思いますから
いろいろな資料を調べて、忠実に作っていると思うのですよね
ですから、
蒼穹の昴、素晴らしい西太后を絡めながら
極貧のため糞拾いをする小さい少年、春児(チュンル)
そしていいとこのお坊ちゃんなんだけどチュンルをかわいがってくれる頭のいいウエンシウ
この二人がそれぞれ違う道を進み大人になりまた再び再会!
しかし敵という立場で出会っちゃうのですよ
幼いチュンルに、占い師の婆さんは、あまりにも可哀そうな運勢であるこの子に
あえて本当のことは告げず、
昴の星が守護星となり、紫禁城の奥におわします帝(西太后)の側近につき
ゆくゆくは紫禁城の金銀財宝を全て手に入れることが出来ると告げたのだ
そしてそれがどういう訳か現実となりつつあり、婆さん曰くこの子は運勢を変えたのだ
と言っていたけど、きっと、まだ幼い少年は紫禁城に行くために自分自らの手でチ○チ○をちょん切った。そこで運命を変えたと思うのよね!そしてウエンシウ、彼はあまりあてにされていない次男坊でヤンチャに育つのですが、ひょんなことでナンタラ試験に合格してしまい、それなら、と、もっともっとレベルの高い試験を受けていき、最終的に頂点まで来ちゃって、進士となって政に拘っていくのです。反西太后派としてね!ですから~何が悲しくて二人は敵同士になっちゃうわけ~ってことなんですよ。
チュンル、ウエンシウそしてこの二人を取り巻く多数の人物がさまざまな人間模様を見せてくれます。すごくはまります。
ちなみに知ってました?何年か前にペルーかどこかの日本大使館で
日本人百何人だったかな~忘れたけど何日間か人質にとらわれた事件!
あの時ね人質にとらわれていた人の中にたまたまこの本を持っていた人がいて
皆ではまってしまって回し読みをしていたんですって!とらわれ中にですよ!
それでね、
今回の「中原の虹」はそれと同じ時代を生きるまた違う人物なんだけど
チャンヅォリン(漢字忘れた)って人!
そしてその偉大な人物の信頼できる家来にチュンレイという男がいるのだけど
なんとこの人、驚く無かれ幼い弟と妹を置き去りにして家を出たチュンルの兄ちゃんなんだよね
実はまだ、さわりしか読んでないのでこれからどうなるのか楽しみですけど・・・・
あ、興味の無い方、とっくにこのブログ読むの止めてもかまわなかったんですよ~
すみませんね~最後までお付き合いいただいて
なんなら是非こちらの本お薦めしますよ~
だってね、わたし
中原の虹のカバーについてる帯?っていうのかな、あれの文句に
西太后の言葉で
「チュンル。チュンル。・・・・
私は死ぬけれど、どうかこの国の行く末をお前の目で見定めておくれ
殿下、この国はとうとう誰のものにもなりませんでした、ってね」
わたしは目頭が熱くなりましたよ・・・・
もうね、この帯で泣けるんですから・・・・
皆さんにも是非読んでもらいたいよ
今日は熱く語っちゃいましたね
それでは さようなら~~
本人曰く苦手といいながらも
カメラを向けられるとピースでもしそうな
嬉しそうな表情で写っているように見えるのは私だけでしょうか
浅田次郎が動き出しました
みなさんもご存知の
映画「メトロに乗って」が今まさに話題になっておりますが
その勢いに乗って
講談社から「中原の虹」を発刊
そしてその中原の虹とは
清朝末期の話で
そう、以前出した「蒼穹の昴」の続編的ストーリーになっているのだ
こりゃまた蒼穹の昴も一緒に売れるな
清朝末期といえば、あれですよ、
西太后!
蒼穹の昴では、この人が結構絡んでくるのですよ
西太后といえば、皆さんあまりいい印象は持たないと思いますが
浅田次郎の場合違うのですよね
いい人なんですよ~これが!
以前何かのインタビューで彼はこう言ってました
歴史に残っている者で悪い人はいない と
歴史に残るという事は、それなりに人を引きつける魅力を持っているのだ と
そういえば、「輪違屋糸里」という本では新撰組の芹沢鴨の話を書いているはずですが
(実はまだ読んでいない・・汗)あの人だって確かあまりいい人ではなかったはずですから
最終的には土方歳三に切られちゃったんですよね
だけど彼はあえて芹沢鴨をヒーローとして上・下の2巻にも渡って書いてるということは
きっといい人だったに違いない・・・
それにただ適当に想像で作り上げた訳ではないと思いますから
いろいろな資料を調べて、忠実に作っていると思うのですよね
ですから、
蒼穹の昴、素晴らしい西太后を絡めながら
極貧のため糞拾いをする小さい少年、春児(チュンル)
そしていいとこのお坊ちゃんなんだけどチュンルをかわいがってくれる頭のいいウエンシウ
この二人がそれぞれ違う道を進み大人になりまた再び再会!
しかし敵という立場で出会っちゃうのですよ
幼いチュンルに、占い師の婆さんは、あまりにも可哀そうな運勢であるこの子に
あえて本当のことは告げず、
昴の星が守護星となり、紫禁城の奥におわします帝(西太后)の側近につき
ゆくゆくは紫禁城の金銀財宝を全て手に入れることが出来ると告げたのだ
そしてそれがどういう訳か現実となりつつあり、婆さん曰くこの子は運勢を変えたのだ
と言っていたけど、きっと、まだ幼い少年は紫禁城に行くために自分自らの手でチ○チ○をちょん切った。そこで運命を変えたと思うのよね!そしてウエンシウ、彼はあまりあてにされていない次男坊でヤンチャに育つのですが、ひょんなことでナンタラ試験に合格してしまい、それなら、と、もっともっとレベルの高い試験を受けていき、最終的に頂点まで来ちゃって、進士となって政に拘っていくのです。反西太后派としてね!ですから~何が悲しくて二人は敵同士になっちゃうわけ~ってことなんですよ。
チュンル、ウエンシウそしてこの二人を取り巻く多数の人物がさまざまな人間模様を見せてくれます。すごくはまります。
ちなみに知ってました?何年か前にペルーかどこかの日本大使館で
日本人百何人だったかな~忘れたけど何日間か人質にとらわれた事件!
あの時ね人質にとらわれていた人の中にたまたまこの本を持っていた人がいて
皆ではまってしまって回し読みをしていたんですって!とらわれ中にですよ!
それでね、
今回の「中原の虹」はそれと同じ時代を生きるまた違う人物なんだけど
チャンヅォリン(漢字忘れた)って人!
そしてその偉大な人物の信頼できる家来にチュンレイという男がいるのだけど
なんとこの人、驚く無かれ幼い弟と妹を置き去りにして家を出たチュンルの兄ちゃんなんだよね
実はまだ、さわりしか読んでないのでこれからどうなるのか楽しみですけど・・・・
あ、興味の無い方、とっくにこのブログ読むの止めてもかまわなかったんですよ~
すみませんね~最後までお付き合いいただいて
なんなら是非こちらの本お薦めしますよ~
だってね、わたし
中原の虹のカバーについてる帯?っていうのかな、あれの文句に
西太后の言葉で
「チュンル。チュンル。・・・・
私は死ぬけれど、どうかこの国の行く末をお前の目で見定めておくれ
殿下、この国はとうとう誰のものにもなりませんでした、ってね」
わたしは目頭が熱くなりましたよ・・・・
もうね、この帯で泣けるんですから・・・・
皆さんにも是非読んでもらいたいよ
今日は熱く語っちゃいましたね
それでは さようなら~~
by hp-amg2
| 2006-11-09 10:38